【WealthNavi(ウェルスナビ)攻略】手数料の高いWealthNavi(ウェルスナビ)を活用する方法とは?

投資の知恵
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ユキちゃん
ユキちゃん

「WealthNavi」ってよく手数料が高いって聞くけど、なんでぼんぼ君は好んで利用してるの?

ぼんぼ
ぼんぼ

よく聞いてくれました!!

「WealthNavi(ウェルスナビ)」にはほかの投資信託には無いメリットがあって、僕はそこに共感しているんだ。

これは既に投資をしている多くの人にも当てはまるから説明していくね!

投資信託は星の数ほどありますが、これ1つに投資するだけで世界中の株式だけでなく、金や不動産、債券にも投資ができ、更にそれらのポートフォリオも世界レベルの富裕層が行うようなバランスで投資が行えるファンド「WealthNavi(ウェルスナビ)」。

投資初心者にはこれだけ投資すればOKと言える代物なのですが、手数料が年間1%と高めなので、投資経験者にとってはいくらポートフォリオが良くても魅力を見いだせないといった声があるのも事実です。

ですが、僕も3年間「WealthNavi」を利用してみて、上手く活用できれば投資に慣れている人でも手数料のデメリットを打ち消す使い方ができると感じています。

今回は投資をすでに行っている人向けの「WealthNavi」活用法をご紹介します。

「WealthNavi」の投資商品としての特徴

「WealthNavi(ウェルスナビ)」は最近人気を得ている投資商品で、スマホ一つあれば開設から運用までわかりやすく投資をすることが出来る投資商品です。

手数料が年間1%と少し割高にはなりますが、「WealthNavi」だけで株式だけでなく、債券、金、不動産といった様々な金融商品に投資が出来るので、初めて投資を始める人にはこれだけでリスク分散ができてしまう便利なものとなります。

「WealthNavi」で投資をする最大のポイントは5段階で選べるリスク度に応じて資産ポートフォリオが自動で作られることで、リスク度が低ければ安定資産である債券や金をメインに運用し、リスク度が大きくなるほど株式の割合を増やし資産を増やす投資を全自動で行ってくれます。

このポートフォリオも世界の富裕層が投資するような歴史と実績のあるファンドを元にしているため、「WealthNavi」自体の歴史は浅くても結果は証明されているので信頼できる内容となっているのです。

ぼんぼ
ぼんぼ

僕は3年以上前から「WealthNavi」での投資をリスク度5(最大)続けているよ。

それでも他の投資信託に比べると安定運用を目指している感じがある投資商品だね!

「WealthNavi」の特徴を活用するためには

自身で決めたリスク度に応じて最適な資産ポートフォリオを組んで運用してくれる「WealthNavi(ウェルスナビ)」ですが、既に投資を始めていて、利益を出している人の場合と、これから投資を始めていく人では異なる方法で利用するのが良いかなと思います。

まず、既に投資を始めている人が「WealthNavi」で利用をする場合は今、自分が何にどのように投資しているか確認してください。

「WealthNavi」特徴は他の投資をしなくても「WealthNavi」だけで運用が完結できてしまうポートフォリオが使えることです。
金や債券、不動産は自身でETFを購入して投資することも出来ますが、僕の周りでも株式には投資していても他の資産にまで投資をしている人は多くいません。

理由としては金や不動産のETFなども販売されているものの、証券会社のサイトでメインに販売されているのが株式系商品のため金や不動産は探さないと買いずらいうえ、どれに投資すればいいのかわからないからです。

既に投資をしている人は自分では投資しにくい部分を「WealthNavi」で補うような使い方をするのがベストかと思います。

一方、これから投資を始める人には「WealthNavi」での投資をベースに進めていくのがおすすめです。
「WealthNavi」でできるリスク度診断で自分のリスク度を確認し、そのまま投資を始めてください。

投資に慣れてきたらリスクを増やすために自分で株式系の投資信託に投資するのも良いかと思います。

ぼんぼ
ぼんぼ

様々な資産にこれ1つで投資できるのが「WealthNavi」の最大のメリットだから、個人でリスク分散をする手間を省くことが出来るから投資初心者以外でもおすすめだよ。

ユキちゃん
ユキちゃん

既に投資をしている人にも「WealthNavi」は活用することができるんだね。

自分のポートフォリオに足りない部分を意識する

ユキちゃん
ユキちゃん

「WealthNavi」を使って足りない資産を投資するのはわかったけど具体的にはどうやったらいいの?

ぼんぼ
ぼんぼ

それには今投資している自分の投資内容を確認してみる必要があるよ。

今回はユキちゃんが既に「先進国」、「日本」の株式に投資している場合で説明するね!

既に投資をしていて、含み益が順調に出ている人にとってはオールインワンの投資商品である「WealthNavi」に大金をつぎ込む必要はありません。

重要なことは自分が今投資している投資先を知り、不足分を「WealthNavi」で補う事です。

今回はあなたが既に「先進国」、「日本」の株式に投資しているとしましょう。

「WealthNavi」では主な投資先が「米国株」「日欧州株」「新興国株」「米国債券」「金」「不動産」に分かれており、攻めの資産として3つの株式、守りの資産として債券、金、不動産を運用しています。

中でも株式は新興国株>米国株>日欧州株の順で価格の変動が大きくなります。

今回は既に投資信託で「先進国」、「日本」の株式に投資しています。投資の世界では日本は先進国の一部に含まれることが多く、「WealthNavi」でも「日欧州株」にまとめられています。つまり、今回既に持っている投資内容は全部が先進国株式です。

そのため、投資の世界的には”攻めの中の守り”のような運用となります。バランスとしては悪くないように聞こえますが、ちょっと中途半端ですし、一番の問題は投資内容が株式のみなのでリスクは一転に集中している事です。

世界の富裕層が守りの資産にも投資をする理由はリスクを分散して損失を出さなくするためなので、株式のみの投資というのはかなりハイリスクな投資法だと僕は考えています。

今回のケースであれば「WealthNavi」にも投資をして、様々な資産に投資先を分散するのが良い解決案になるでしょう。

わざと「WealthNavi」のリスク度 を下げ、安定商品の割合を増やす

オールインワンの投資商品である「WealthNavi」は投資をする人それぞれに合ったオールインワンを実現するため、設定できるリスク度に応じてポートフォリオの内容が変化します。

リスク度は全部で5段階あり、一番低いリスク度では安全資産である米国債券の割合が大きくなり、リスク度が高くなるほど株式での投資が増えていきます。

投資をこれから始めていくのであれば「WealthNavi」の質問に答えて作られたリスク度で運用するのがおすすめです。

一方、すでに投資をしている場合の場合は今足りない資産を補えるように欲しい資産が増えるように自分でリスク度を決めてしまうのも手です。

「WealthNavi」に安全投資としての役割を求めるのであれば、あえて低リスク度に設定して運用してしまうのも良いかと思います。

ぼんぼ
ぼんぼ

考え方としては今行っている投資をメイン投資、「WealthNavi」をサブ投資にしてリスクを分散する役割を担ってもらうイメージを持つといいよ。

なんで「WealthNavi」は投資リスクの分散になるかは今から説明するね。

日本の投資は株式に偏りがち

最近は日本でも投資をする人が増えてきました。インスタグラムやツイッターなどでも一般の人が投資の情報を発信しています。

これらを見て僕が思うのが発信している内容のほとんどが「株式」投資に関するものとなっているころで、債券や金などの情報を発信している人はほぼいません。(不動産はビジネスとして多くありますが。)

日本では投資と言えば「株式」のイメージが強いかと思いますが、実際に日本人の投資先は株式に偏っているようです。

日本では投資の文化が他の国に比べると普及しなかったうえ、貯金好き、(実はギャンブルも好き)な国民性もあってかせっかく投資をするならたくさん増やそうと考えるため、資産を増やしやすい株式に人気が集中するようです。

しかし、上でも説明したように投資リスクが一転に集中してしまうと暴落時に大きな資産を失う可能性は非常に高まりますし、株式は投資の中でもリスクの高いとされる分野です。現に2020年に起きたコロナショックでは株式の価値が最大で30%ほど下落しました。

あまり知られていませんが、この時株式の価格と入れ替わるように価値を上げたのが金(ゴールド)です。

この様に株式の下落時は安全資産に人気が集まるので金の上昇期と重なります。この時に株式だけでなく金の保有していればリスクはある程度相殺出来ていたはずですし、株式が回復してきたときは金の上昇分だけ利益が増えていたはずです。

ユキちゃん
ユキちゃん

”投資=株式”ではなく他にもいろんな金融資産があるんだね。

どの資産にもこのタイミングで上がる、下がるがあって、それをバラつかせることでリスクを分散できるんだね。

「WealthNavi」で株式以外の資産に投資しよう

株式に投資をする投資信託は「WealthNavi(ウェルスナビ)」より低コストで運用できるものもたくさん存在するので、株式をメインに「WealthNavi」を利用すると年間1%の手数料は高く感じてしまいます。

そのため、「WealthNavi」をわざわざ利用しなくてもいいという事を言う人もいますが、株式以外の資産に目を向ければ自動で資産のポートフォリオを作成してくれる「WealthNavi」を使う事で簡単に金や不動産といった株式以外の資産をバランスよく持つことが出来ます。

特に日本で投資をする人の多くが株式をメインに行っており、むしろ、株式のみにしか投資していない場合がほとんどだったりするので「WealthNavi」を使ってその他の資産を持つのは理にかなっているのです。

世界の富裕層は株式だけでなく金や債券、不動産にも投資することでリスクを抑えて富を築いてきた歴史があり、株価暴落時に失敗しないためにも「WealthNavi」は有効だと僕は考えています。

もし、あなたの投資ポートフォリオが株式のみにしか投資できていなかったならそれは結構ハイリスクな状態なのかもしれません。一度自分の投資ポートフォリオを見てリスクが高すぎないか確認してみましょう。

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