投資を行えばただ貯金するよりも効率的にお金を増やしていく事が出来ます。
お金を増やすことで将来に対する漠然とした不安は和らぎ、投資を行う事によって資産を増やすことが出来れば将来はより豊かな生活を過ごすことが可能です。
何より、これからの時代を生きる世代はこれから起こる人生のさまざまなイベントに向けて以前の世代よりも積極的にお金を増やすために投資をしていくべきだと僕は考えています。
書店に行けば投資や節約などお金に対する本がたくさんあると思いますが、その内容は「こんな方法をするとお金が貯まりますよ。」といったものや、「このように投資しましょう!」といったもので具体的に今投資を行うとどのような結果になるのかまで詳しく書いてあるものは少ないので、売られている本ではリアルタイムで運用実績を見る事は出来ません。
ですので、僕が利用している人気ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を用いた実際の投資運用をご紹介していきます。
今週の「WealthaNavi」の運用実績
何があった!? 先週から-3%も含み益がダウン!
これまで「WealthNavi」運用報告では景気の良い話題を提供していましたが、今週は最近では久しぶりとなるネガティブな報告となりそうです。
これまで「WealthNavi」で出ていた含み益が今週になってからみるみる減っていき含み益20%台も切りました。
株価が下がったのは世界的な流れで特別に「WealthNavi」が悪いわけではなく仕方ありませんが残念な結果となってしまっています。
これまではコロナ関連の株価ダウンが多かったのですが、今回はちょっと原因が違うようです。
米国債の利回りが大幅アップ→株式の配当の利回りを上回った
今回「WealthNavi」の運用が下がってしまった原因は米国債の利回りが大幅に上がった事のようです。
アメリカでは10年債の利回りが一時的にですが1.64%まで上昇しました。これまでアメリカの10年債の利回りは1%を下回っていたのでかなりの上昇率です。
これによって割を食ったのが株式で「WealthNavi」がベースにしているアメリカの株価指数S&P500の平均配当利回り(1.48%)が米国債の利回りに負ける形となりました。
そのため株式の魅力が相対的に下がり、今回の大幅ダウンへとつながったようです。
それに加え、国債の利回りが高くなると企業の金利の負担も増えるので今後更に影響がある出来事かもしれません。
普通の投資信託ならダメージが大きい株価ダウンですが、「WealthNavi」の場合はリスク分散のために株式資産だけでなく米国債にも投資しています。
今回の米国債の利回り上昇→株価ダウンの場合でも「WealthNavi」はパッと見で含み益が少なくなりますが、国債から出る分配金が増えるので株式のみの投資信託に比べればデメリットは少ないかもしれません。
また、このような金融資産のパワーバランスが変化した時「WealthNavi」は自動でリバランスを行う事があるので僕のポートフォリオにも変更があるかもしれません。
もしポートフォリオに変更があればブログにてお知らせしますね。
「WealthNavi」の資産が100万を切ってしまった...
今回の株価大幅ダウンを受け、僕の「WealthNavi」運用もダメージがありました。
僕個人では含み益が下がったことによりギリギリ大台突破していた資産100万円から脱落してしまいました。
投資を始めて2年以上が経過し、ちょっとの浮き沈みには動じないメンタルにはなりましたが0の数が減ってしまうのはちょっと凹みます。
また、株価が増えてくれば100万円台に復活はしますが、それまでは毎日「WealthNavi」のアプリを確認してしまいそうです。
100万円の大台というのは僕が「WealthNavi」を始めたときからの一つの目標だったから結構うれしかったんだけどすぐ陥落してしまいました...。
投資をやるうえで資産を失う事は覚悟していたとはいえちょっとショック。。
今週のまとめ
このように今回の「WealthNavi」運用報告は結果は残念なものとなってしまいました。
投資を行うからには損失が出るのは仕方ないですが、100万円台になった瞬間に下がらないでほしかったのが正直なところです。
米国債の利回りが大幅に上がった事により日本を含む世界の株価が下落したのですが、今回は単純な経済への不安から下がったわけではないので「WealthNavi」運用だけでなく株式市場全体に影響がありそうな気がします。
今後も「WealthNavi」での運用は継続しますがこれまでより細かくチェックしていく事になりそうです。
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