【お金の貯め方】貯金0からの脱出方法 貯金用口座を活用しよう

お金の貯め方
Saving money financial concept. Cartoon people inserting cash into piggy bank, getting and investing income. Vector illustration for fund, investment, deposit topics

お金というのは現代社会では切っても切り離せない存在となっており、世界共通でお金がある、ないは個人の重要な要素となっています。

私たちが暮らす日本でもこれまでお金を全く使わずに生きてきた人はゼロと言っていいくらいお金は私たちにとって大切です。

しかし、重要であるがゆえ私たちにとってお金の悩みは尽きません。

たくさんお金を持っている人がいる反面、これまで貯金が出来たことない人もおり、この差は人生を大きく左右してしまっています。

お金は人生の全てではありませんが、お金があれば人生の可能性はぐっと広まり、お金が無ければ本来しなくてもいい苦労をしてしまうのが日本の現状です。

いざトラブルが起きたときに苦労しないためには貯金は絶対に必要です。
これまで貯金が出来たことがないという人でも遅くありません。困らないための貯金を0から作っていきましょう。

なぜお金が貯まらないか考えよう!

これまで貯金したことがない、やろうと思っても全くできなかったいう人は日本にたくさんいます。

気持ちはあっても長続きしなかったり誘惑に負けてしまって貯金ができないのを見てきたので、私は「貯金=ダイエット」にとても似ていると感じています。

ダイエットをしたことがある人はわかると思いますが、まずイメージするのはランニングやウォーキングなどの運動、高カロリーの食べ物は控える、ダイエット本などの情報を得るなどが浮かぶのではないでしょうか?

これらは頑張れば確実に効果があります。
ですが、これら安易に想像できる方法はかかる負荷の割に効果が薄いように思います。

貯金もダイエットと同じで無理に節約に励んだり、むちゃな目標を掲げる人は大抵失敗に終わっています。

そのため、もっと根本的な方法で取り組む事が大切なのです。

見えないお金は使えない

貯金を始めるにあたって大切なことは何だと思いますか?

つい無駄使いをしてしまったり、ほしいものが出来たらすぐに買ってしまう浪費癖があればそこを治そうと思うかもしれませんし、外食ばかりしていたなら自炊をしてみようともうかもしれません。

ですが、これらは先ほどのダイエットの例にも挙げた負荷のかかる割に効果の薄い代表例です。

貯金はダイエットに似てはいるものの、大きく異なる点もいくつかあります。
その中でも大きく異なるのが結果を先取りできる事です。

先に貯金したい金額を取り出してしまう事で、残ったお金で生活すれば自然と貯金が出来ているはずです。
今更、当たり前のことをいうようですが、貯金ができない人というのは生活を切り詰めて貯金したい金額を残そうと考ており、月末で厳しくなると結局手を付けてしまう人が多いのです。

先に貯金を引いておけば「使うお金」「使わないお金」を区別する事ができ、決められたなかで生活するようになります。

本当に意志が固い人でなければ使っていって貯金を残すことは難しいよ。

でも、貯める額を先取りできれば意外と簡単に貯金ができるんだ。

貯金用口座を持つメリット

貯金をする際に最も便利なのはお給料が入る「生活用口座」と、貯金をするためだけに用意した「貯金用口座」を分ける事です。

お給料が入ったらすぐに「生活用口座」から「貯金用口座」へ貯金したい額を入金します。

ほとんどの銀行に自動振り込み機能があるので窓口などで申請すればATMを利用することなく勝手に貯金できるシステムが完成します。
日付も自分で決めることが出来るので設定しておきましょう。

こうすればお給料日の翌日には生活用口座に入っている金額はすべて今月使っていい金額になるのでその中でやりくりすればいいのです。

注意してほしいのは貯金に回す金額は少なくても良いので必ず貯金できる金額で設定してください。初めから大きな金額を決めてしまうとやりくりできず失敗してしまうので、最初は毎月3,000円程度でもOKです。

貯金用口座で貯金をすることのメリットはいくつかあります。

貯金用口座を利用すれば生活用口座には使える金額だけが残ります。
その金額の中で一カ月過さなくてはいけないため無駄使いが自然と減り、節約意識も身に付いてくるので良い方に生活が変わってきます。

そして、貯金用口座で管理すれば使う際ATMを利用しなくてはならないため手間がかかります。貯金用口座のカードを普段手元に置かなければ下せないので気軽に引き出せない工夫も可能です。

また、分けずに貯金を行っているときはたとえ使ってしまって3,000円から2,500円になっても何となくお金が残っている感覚になりますが、別の通帳だと数字で管理するので減ってしまったのが一目でわかります。

先月3,000だった貯金が翌日6,000円になるのもわかりやすく、お金が増えていくのが見えてモチベーションにも繋がりますのでおすすめです。

無駄使いをせず、節約も行っているのに貯金口座に手を出してしまうのなら貯金設定の額が高すぎるという判断もしやすいという意味でも「貯金用口座」を利用するのが効果的です。

おすすめ貯金用銀行の条件は?

正直、貯金用口座は自分が好きな銀行で作っても構いません。
都合の良い銀行があればそこで作ってください。

今回は「貯金用」銀行なので普段使う銀行とは違う視点で選んでいきます。

ネット銀行は窓口がなく不安かもしれませんが、そのためすぐに申し込むことができ、設定などもスマホでできるのでおすすめです。

おすすめポイントは...

  • ①振り込み手数料が無料
  • ②普通預金の金利が高い
  • ③その他サービスとの相性が良い
  • ④ATMでいつでも引き出せる

このようなポイントは抑えておくと効果的に利用できます。

一番大切なのが①の振り込み手数料無料です。
それでなければ貯金を振り込むたびにお金を取られてしまいます。手数料なので100円程度と思うかもしれませんが、3,000円を振り込んだ時に手数料を取られ額面が2,900円と3,000円では見え方が大分変ってくるのです。

貯金を成功させるコツとして出来る限りきれいな数字であることが求められるため、手数料を取られる銀行で行うのは絶対にやめましょう。

②の金利に関しては0.001%が基本ですが、銀行により条件を満たすと0.1%まで上昇する可能性があります。

例えば、東京スター銀行であれば給与振込や年金受取の口座に指定すると0.1%に、楽天銀行であれば楽天証券との連動サービス「マネーブリッジ」を利用すれば0.1%に上がります。

ここは③とも関係があるので普段から利用しているサービスがあればそちらにも連動させるのがおすすめです。

④のATM24時間引き下ろし無料は使ってはいけないので矛盾していると思うかもしれませんが、保険として必要です。

蓄えがあれば不意な出費があっても何とかなるので、どうしてもお金が必要な時は貯金をすぐ使える環境にしておくとよいでしょう。

24時間コンビニで引き落せれば生活用口座が使えないケースでも対応できますし、追加で振り込みたいときもすぐ振り込むことが出来ます。

金利が高い銀行であれば貯金+金利で少しおまけが高くなるよ。

でも、0.001%→0.1%に増えても物足りないのも事実。

今回はお金を分けることで「貯める」に注目しているから「増やす」は投資で行うのがベストだよ!

お金が増えるとできる事が増える

これまで貯金が全くできずに悩んできた人もこの方法であれば強制的にお金が貯まる環境が出来上がりますし、急な出費があっても何とかなるでしょう。

金額が溜まっていくのを実際に見ていくと「このお金は使えない」と意識し始め、お金を増やすことに面白みを感じるはずです。

お金を貯めるというのは将来使える分を今作っておくという事ですので、いつか絶対に役に立つタイミングが来るはずですし、目標をもってお金を貯める事が自制心を育てるのにも役立ちます。

3,000円貯金が出来れば、今度は「欲しいものができたときに使う貯金」、「1年間頑張った自分へのご褒美を買うための貯金」などを同じ方法で貯めていく事も出来きます。

使えるお金が増えればできる事は増えていきますので将来の為に今から貯金を作っておきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました