資金を預ける事で世界の富裕層が行うような投資を行ってくれる「WealthNavi(ウェルスナビ)」
通常の投資信託に比べて金や債券、不動産にも投資を行うので不況に陥ってしまっても安定した投資運用をすることで初めて投資を行う人でも上手にお金を運用する事が出来ます。
投資信託を利用して資産を増やす場合年間5%くらいが目安になるといわれていますが、このサイトでは「WealthNavi」を利用して投資を行うとどう資産が増えていくのかをお伝えしています。
毎回見ていると大きな変化はないかもしれませんがリアルな資産運用の感じはつかめるのでまだ投資をしたことがない人は参考になると思います
今回は2020年の上半期を振り返ってみたいと思います。
2020年上半期 WealthNaviの運用実績
ではここから2020年上半期の「WealthNavi」の運用を見ていきたいと思います。
絶好調が一転、コロナショックの荒れ模様に...
資本金は毎月2万円を積み立てていくのは継続して行っているので元本額は順調に増えて12万円ほど増やすことが出来ました。
昨年末から今年始まってすぐは株価がとても好調に推移しており4カ月間ほど常に含み益が出ていましたが、今年に入り新型コロナウイルスが世界的に流行したことで株価は世界的に大荒れとなりました。
上の「WealthNavi」実績を見てもわかる通り2月下旬をさかいに6月頭までずっとマイナスが発生しており、投資家にとっては先行き不安な2020年上半期となったことでしょう。
3月下旬をピークに株価は回復傾向
新型コロナウイルスの影響により外出自粛が世界で行われ、最終的にはロックダウンとなったことで経済がストップしてしまい、近年稀にみるマイナスとなりました。最も含み損が大きくなったのは「WealthNavi」では3月16日となっていて-21.86 %、元本額61万円で-13万円にもなりました。
ロックダウンするまでは先行き不安によってどんどん株価が下がっていくという状態で、このころはテレビでもコロナショックによる株価下落が常に言われていたと思いますので覚えている人も多いと思います。
このような状況下だったのでほとんどの投資で含み損が発生してしまいます。
ですが、その後はロックダウンにより経済が止まってしまっているにも関わらず株価が回復しており、これはコロナウイルスの感染者がロックダウンによって急速減ったことで今後への希望が見えたからです。
-21%まで下がった評価額も6月には元の水準に戻り、現在では含み益の発生するプラスにまで回復することが出来ました。
久々の大不況でどのようなスタンスを取るかが重要だった上半期
毎回半年スパンで「WealthNavi」の運用を見ると必ず浮き沈みはありますが、今回はかなり大きな沈み方をしたというのが感想です。
このように株価が一気に下がり連日テレビでも放送られるような時は投資をする上で重要なタイミングになるので、投資家はいろんなアクションをとります。
個別株ではなくインデックスファンドへの投資を行っているのであれば将来的に回復が見込める可能性が高くなるのでこれらの行動がおすすめできます。
①追加でスポット購入を行う
株価が下がりだした2月末から回復のピークに達した6月までの期間は投資家にとって近年最大の買い場となりました。
投資の鉄則として安い時に買い、高い時に売るというのがセオリーなのでこのようなタイミングは絶対に逃せません。
この「WealthNavi」では運用実績がわかりづらくなるため購入していませんが私も他ファンドで追加購入していますし、ツイッターなどのSNSでも買い増しをした投資家の人が大半でした。
大幅なマイナスが出ても動じない気持ちを持つことが大切です。
②スポット購入のタイミングは?
大半の人がスポット購入を行いましたが、スポット購入をする際に悩むのが購入するタイミングです。
最も安くなった3月末に購入できればベストですが、リアルタイムで投資を行っているとどのタイミングが一番いいのかは全く分かりませんし、投資のプロですら予想するのは困難だといわれています。
そのため、まだ下がる時に一気に購入していしまい高値で購入してしまったという話もよく聞きます。
一括での購入はタイミング次第で大きな利益を生み出しますが完全に運になってしまうのでとても難しいのです。
そこでおすすめなのがスポット購入できる金額を3~4分割して購入する方法です。
この方法では株価がある程度下がってきたと思ったタイミングで一回ずつ購入していく事で購入した金額の平均を下げることを目標とします。
投資に不慣れな人がスポット購入を行う場合、もっと下がるはずと考えていて結局買い逃すという事もあるので、分割にして一回目が多少高値だったとしてもあとで挽回するのが最も安全な投資法と言えます。
③最大のポイントは不況でも投資を続けること
投資をしているときに不況になるとみるみる評価額が下がり、自分の資産が減っていくのを嫌でも感じます。
もちろん含み損の状態なので現金化しない限りは損失は確定しませんが、これだけマイナスが出ると失敗したと決めつけて投資を終わらせてしまう人もいます。
事実、あるファンドでは右肩上がりに上がっていた投資家からの預かり金がこの期間には横ばい、むしろ少し減少していました。
私のように追加購入を行う投資家もいるので減っているという事は投資をやめてしまった投資家がそれだけいるという事です。
ですが、現在ではしっかり含み益が出るようになり運用が正常化していることを考えると、ここでやめてしまった投資家は大きな損失を出してしまったことになります。
「WealthNavi」のようなインデックス投資は世界の経済と連動しているのでほとんどの場合で復活できます。これまでもリーマンショックやチャイナバブルなどありましたがそれを乗り越え更に成長していくのです。
投資は本来ある程度の期間で結果を出すものなので不況時は買い増すチャンスと捉えるこが将来の成功につながります。
2020年上半期の運用の総括
激しい値動きがあった2020年の上半期は投資家にとって近年最大のターニングポイントになったのではないでしょうか。
コロナウイルスの影響で株価が変動しており、まだ終息までの道のりは遠そうなので2020年下半期も不安定な状況となりそうです。
ですが、終息していないにも関わらず株価が元の水準に戻っているのでワクチンが完成しコロナの脅威がなくなれば今後も株価は伸びていくはずです。
これからも「WealthNavi」は毎月積み立てをし元本を増やしていく予定なのでこれから投資を始めてみようと考えている人は参考にしてみてください。
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