資金を預ける事で世界の富裕層が行うような投資を行ってくれる「WealthNavi(ウェルスナビ)」
通常の投資信託に比べて金や債券、不動産にも投資を行うので不況に陥ってしまっても安定した投資運用をすることで初めて投資を行う人でも上手にお金を運用する事が出来ます。
投資を行うと毎日株価の変動で資産状況が変わるので、自分のお金が日々増えたり減ったりします。その点が銀行預金とは完全に異なるのですが、長い目で見ると年間平均で5%くらいお金が増えるといわれています。
まだ投資を始めていない人にはどのような感じでお金が増えていくのかわかりずらいと思いますので今週も私の行っている「WealthNavi」の運用をみてみましょう。
今週の運用実績
今週の成績はこのようになりました。
一時停滞?
先週まで順調に回復していた「WealthNavi」でしたが今週は停滞してしまいました。
先週と比較して評価が下がっているポイントはこれまで回復の先導を切ってきたアメリカ株が停滞してしまったことです。皆さんもご存じだと思いますが、2020年6月現在、アメリカを発端とした黒人差別反対のデモが盛んにおこなわれています。
先週はロックダウンの解除によってアメリカを中心に市場にポジティブな流れが出たため上がり相場となりましたが、実際には第2波の不安は解消されたわけではありませんでした。
実際に世界保健機関はどの国にもコロナウイルス第2波のリスクはあるとしており、黒人差別デモも相まって一旦ポジティブな反応が落ち着いたことが大きいと思います。
株価というのは企業の実績をリアルタイムで反映し続けるものではなく、これからの印象にも影響されます。新商品の発表や画期的な発明があれば株価は上昇しますし、今後に不安を感じれば株価は下がりますので、企業の成績の優劣だけでなくコロナウイルスの今後は株価に重要な意味を持っています。
月1回の積み立て購入が発生
投資を行う時に大切なのは時間をかけ資産を増やしていく事で、「WealthNavi」でもその投資スタイルがおすすめされています。
私自身も毎月2万円「WealthNavi 」に自動で投資されるように設定してあるのですが、今回その積み立てがありました。
「WealthNavi」では積み立て購入をおすすめしているだけあり、積み立て設定がかなり利用しやすい様になっています。
私は毎月6日に口座から引き落とし、10日前後に「WealthNavi」の口座に振り込まれ翌日に各金融商品の購入を行っています。
私の場合はアメリカ株を中心に他は均等に近い割合で購入されていました。この割合は「WealthNavi」であらかじめ決められているリスク度から決められます。
このケースはリスク最大のリスク度5での運用なので株式の比重が多くなっています。「WealthNavi」では投資をスタートする前に簡単な質問に答える仕組みになっており、その解答によって自身のリスク度を判断してくれます。そしてそのリスク度を元に自動でポートフォリオを組んでくれるので自分に合った投資を行うことができるのです。
投資には興味があるけどめんどくさそうと感じている人もいるかもしれませんが「WealthNavi」では一度設定を行えば口座への振り込み→購入→資産の振り分けなどすべて行ってくれるのでほったらかしで投資を行ってくれます。
実際に私も設定以来ほぼ何もしていませんが利益を出すことができています。
動向を分析
ポジティブな反応が一旦終了し、市場が冷静になったような印象があり、また浮上するには何かしらの要因が必要な感じがあります。
コロナウイルス関連のニュースはブラジルでは死者数が跳ね上がり、イギリスでも再度ロックダウンの可能性が浮上するなど第2波のリスクは高まってきています。
株式による投資を行っていればこのような場面は年間に何度もあるので大きく問題視はしていませんが、これが長続きするとメンタル的にしんどくなってくるので何かしらのプラス要因が欲しいところです。
投資を行っていくうえで大切なのはどうすれば資産を増やしていけるかというのを考える事です。今株価の調子がいいからこの波に乗ろうと考えて投資して失敗する人もたくさんいるように高値になっている状況で購入するのはリスクが高いのです。
投資で大切な考え方として「長期・積立・分散」を取り入れた考え方が成功している投資家のスタンダードになっています。
これは20年スパンの長い期間一定額を積み立て続け、金融商品もバランスよく投資する考え方で、即効性は少なくても継続的に利益を出し続ける投資家に共通しているスタンスです。
つまり、ここは経済が停滞していても将来から見たら安く投資ができたタイミングなのかもしれないのです。
株価がまた下がりだして、投資している資産が下がってしまったとしても追加購入する事で10年後にはむしろプラスになっているかもしれません。
まとめ
これから回復していくかと思われていましたが世の中簡単にはいかないようです。
今週は新たなポジティブ要素が出てこなかったですが、今後のことは誰にもわかりませんし、もし株価がまた下がってしまっても新しく購入できるのであればむしろチャンスと捉えられます。
また、今年はいつになく株式が不安定に値動きしていますが金、債券にとっては強みを発揮できる市場となっています。
この場合はこれらの資産を持っている「WealthNavi」は他の投資信託に比べ大きなストロングポイントになっていますし、こんな市場でも早く回復する事につながっています。
投資には興味があるけどコロナ市場で始めるのが怖いなと思っている人には株式だけの投資信託よりも安心だと思いますので興味があるなら考えてみるのがおすすめです。
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