【これからの投資】少額のつみたて投資には絶対に価値はある!

投資の心得

豊かな生活を送るうえで絶対に欠かせないのがお金です。

お金がたくさんある事であらゆることは可能になりますし、将来についての不安も軽減されるのでお金はあるに越したことありません。

ですが、今の日本では若い世代を中心に裕福な暮らしをしていくビジョンが描きづらい世の中になってしまいました。かつてほど経済に勢いもなく高齢化社会で若い世代へのサポートは後回しになっています。

そのため、これからの現役で働く世代には自分のお金は自分で作る意識が必要になります。

そのため、副業をする、転職をする、独立を考えるなどのアクションがあるのですが、その中でも私が考えてほしいと思っているのが “投資” です。

投資は自分ではなくお金に働いてもらうことで利益を生み出してもらいます。自分の体一つでは稼げるお金に限界がありますが、もう一つ働いてくれるものがあれば稼げるお金は更に増えていくはずです。

投資ではたくさんのお金を運用すべき

投資はお金持ちがするものというイメージを持っている人が今でもいますが、この考え方、実は意外と的を得ています。

投資はお金に働いてもらうと先ほどお伝えしましたが、働くためには能力が必要です。私たちはある仕事が得意、遅いけどきっちりこなすなど人それぞれ能力が違います。それに合った能力が高い人ほど仕事で結果を出すことができるでしょう。

お金に働いてもらう場合、お金自体に能力差があるわけではないので量で勝負になります。たくさん運用していれば増減の量も増えるため、結果資産を増やすスピードが速くなります。
イメージでいえば1,000人従業員がいれば、10人の会社よりもたくさんの商品が作れるのと同じことです。

そのため、お金持ちが投資をすれば一般の人よりも多くの資産を築くことができます。お金持ちはお金の稼ぎ方に詳しい人がほとんどなので、お金持ちの人は投資をしている人が多く「投資はお金持ちのもの」というイメージがあるのでしょう。

少額をつみたてる投資はどれだけ効果があるのか?

ここまでの説明でやはり投資は庶民には関係ないと思った人もいるかもしれませんがそれは違います。

確かにお金持ちの方がたくさんの金額を運用しているのでたくさん増えていきますが、同じ方法を利用すれば運用額が少ないだけで同じように資産は増せるます。つまり、スケールが違うだけで効果は確実に現れるのです。

そして最大の問題である資金力ですが、1億円投資することは無理でも今のあなたが考えている大金は努力次第で作る事が可能だと私は考えています。

その方法こそが長期で少額を積み立てていく方法です。すぐに大きな利益は出ませんが最終的にはかなりまとまった金額になっていますので見ていきましょう。

ケース① 毎月3,000円ずつ積み立てると...

まず、最初にできる金額から始めるとしたら私は毎月3,000円の積み立て投資をおすすめします。

なぜ3,000円からスタートなのかというと、この金額以下の例えば1,000円などになってしまった場合、運用してできるお金はとても少なくお金を運用している感覚がほぼ無くなってしまいます。

逆にこれ以上の金額は初めて投資を行う場合はためらいが出てしまう人もいるため、毎月3,000円というのはお試しの金額としてはとても良い金額です。

これを1年続けると3,000円×12か月で36,000円、3年続けるだけで貯めたお金は10万8000円になります。

たった毎月3,000円が3年程度で10万円の大台を超える金額にまで膨らみました。
これこそが積み立てをするべき理由で、すぐには出せない金額が時間をかける事で出来上がるのです。

このようにお金が段々と増えていくところを見るとお金を増やすこと自体が楽しくなってきます。
お金持ちがお金好きなのは増えていくところを見ているからで、この感覚を養うと自然とお金を増やすためにはどうすればいいかを考える思考になります。

1年目3年目5年目10年目15年目
毎月3,000円36,000円108,000円180,000円360,000円540,000円

ケース② 毎月10,000円ずつ積み立てる

お金が増えていく楽しみがわかるともっとお金を増やすためにはどうすればいいのかを考えだします。もし、もっと早いペースでお金を貯めようと思ったら毎月の金額を増やせばいいのです。

毎月の積み立て金額が10,000円あらばどれくらいのペースでお金は貯まるでしょうか?

1年であれば10,000円×12か月で12万円が貯まります。このペースを維持すると4年ちょっとで資金が50万円にもなります。

ここまでくるとなかなか大きい金額だと感じる人も多いのではないかと思います。年間10万円ずつ投資しているといわれれば一般の人からすればすごいなと感じるのではないでしょうか?

1年目3年目5年目10年目15年目
毎月10,000円120,000円360,000円600,000円1,200,000円1,800,000円

ケース③ 毎月20,000円積み立てできたら

ここで更に毎月の積み立て金額を倍の20,000円にまで増やすとかなり貯まるペースが変わってきます。

毎月20,000円であれば12カ月で24万円です。5年続ければ100万円の大台に乗る金額なので本気で投資を考えているのであれば挑戦してみるべき数字になってきます。

ただ、毎月この金額を投資し続けるのは厳しい人も出てくるため、第一に考えてほしいのは無理なく続ける事ができるかどうかです。
この額でチャレンジしようと考えている場合はボーナスの一部を投資に回すなどの工夫が必要かもしれませんが、将来的にこれだけの金額が作れるならその価値はあると思います。

1年目3年目5年目10年目15年目
毎月20,000円240,000円720,000円1,200,000円2,400,000円3,600,000円

それぞれのケースで運用してみると?

ここまではつみたて資金を貯めるイメージをお伝えしてきました。ここからは運用をしていくイメージをお伝えしていきます。

本当は投資しながら資金を貯めていくことで効率よく資産を増やすことができますが、今回はわかりづらいためできた資金を年間3%で運用したらどれくらい増えるのか?に焦点を当ててみたいと思います。

それぞれのケースで投資運用したら...

・毎月3,000円投資

年数3年目5年目10年目15年目
元本108,000円180,000円360,000円540,000円
運用益±3,240円±5,400円±10,800円±16,200円

・毎月10,000円投資

年数3年目5年目10年目15年目
元本360,000円600,000円1,200,000円1,800,000円
運用益±10,800円±18,000円±36,000円±54,000円

・毎月20,000円投資

年数3年目5年目10年目15年目
元本720,000円1,200,000円2,400,000円3,600,000円
運用益±21,600円±36,000円±72,000円±108,000円

このようなペースで増えていくことが予想できます。すごいのは運用益は年間3%運用なら毎年これくらいの結果が生まれるということです。
つまり、3,600,000円の資金を投資できていたら毎年勝手に10万円の利益が発生するかもしれないのです。

これを見たらなぜ、お金持ちは投資をしている人が多いのかが何となくわかってきたと思います。そして、その考え方がわかるようになればあとは一歩を踏み出すだけです。

今では「つみたてNISA」のような制度も整ったから投資はお金持ちだけのものではなくなったよ。

毎年3%の運用はリスクもあまり高くないから挑戦しやすいね!

自分に合った金額でも絶対結果は出る

これまで投資に縁がなく、家計は会社のお給料に任せていた人にとって毎月これだけの積み立てでも将来にこれだけ利益が出るかもしれないとわかったら投資する事の魅力がわかったのではないでしょうか。

新しくお金を作るためには副業を始めたり、昇進の為に頑張ったりと追加の努力をしてきたかもしれません。投資を始めるのも追加の努力かもしれませんが副業を始めるよりも労力は絶対に少ないはずですし、毎月3,000円なら始めるのに怖さもないと思うので参考にしてみてください。

将来が描きづらい世の中で確実に言えることは、15年後に今の会社にいる可能性は低いという事です。
もしかしたら今よりもお給料は減ってしまっているかもしれませんし、最悪の場合、職を失っているかもしれないのです。その時に収入がある今から投資をしておけばある程度の資産は作れているはずです。

将来の為に3,000円を使うのは決して高い買い物ではないと私は思います。

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