投資を始めるとお金に対するマインドが変化する。

私たちのように会社勤めの人間がお金を得る手段は会社からのお給料がメインです。

というよりも、会社からのお給料がすべてだという人がほとんどだと思います。
そのため、生活していく上で足りないので節約やスマホ代金の見直しなどのやりくりをしている人も多くいるでしょう。

もちろん、収入よりも出費が多かったら問題ですし、無駄なお金を払うのは意味がありません。ですが、この人たちは少しもったいない金銭マインドだと私は感じています。

というのも、もしあなたが現在お金に対して「もらい方」と「使い方」だけを重視しているのならば是非、「増やし方」にも意識を置いてほしいのです。

そして「増やし方」に意識をおきだした人には資産が増える以上にお金に対していろんな変化が起こるのです。

お金を増やすとは一体何をすればいいのか?

ここでお金の「増やし方」とは一体どのようにやればいいのかと疑問に思うでしょう。
お金を増やすといってもこれは一時的なものではなく、ここでいう「増やし方」とは継続的にお金を増やすシステムを自分で作ることを指します。

そして、最も確実なお金の「増やし方」は投資を行うことです。

投資はリスキーなイメージを持っている人もいるかもしれませんが、大きな利益を狙った取引を行うのではなく長期間で安定して利益を出していくスタイルは着実にできるお金の「増やし方」であり、実際にこのようなスタイルを採用してお金を増やしている人は多数います。

そして、このように投資を行っている人には様々なマインドの変化が起こっているのです。

実際にあった金銭マインドの変化

では、ここからは投資を始めた人に起こったマインドの変化について詳しく見ていきましょう。

お金について考えるようになる

今までお金を「貰う」か「使う」の二択だった人は貰ったお金をどう使うのか、どう使う量を減らすのかにいつも意識が置かれています。

また、貰う額をどうやって増やすのかにも関心があるでしょう。

これ自体はとても大切なことですし、自分で「増やす」という選択肢が増えても意識し続けてほしい内容です。
ですが、これまで無かった「増やす」という選択肢が出てくるとこれまでとはお金に対しての考え方に変化が出てきます。

その理由は自分の行動次第でお金の「増え方」に差が生まれるためです。投資によるお金の増え方は元本(元手)に対し〇%といった増え方のため投資額が大きいほど利益は膨らみます。
もし,あなたが毎月3000円投資していこうと考えていたとしても、日々節約して5000円投資できればその分増やせる金額も大きくなるのです。

経済について学ぶようになる

投資を行っている人は株価チャートに関心があり、経済の動きに敏感な人が多いです。
投資未経験者の人には持っている株価の動向をチェックしているだけのように思えるかもしれませんが、それ以上に世界経済の株価チャートや政治にも関心を持っている人が多くいます。

これが実は投資を始める事によって起こる行動なのです。

株や投資信託の価格が上がる理由は企業の業績だけでなく色々な要因があり、原材料の高騰や政治的な緊張、自然災害なども株価に影響が出てきます。
自分でも投資をするとわかるのですが、株価チャートを確認したときなぜか急に増減したりすることがあります。なぜこうなったのか原因を調べてみると株とは全く異なる事がかかわっているケースも多くあり、それらを知っていく事がとても楽しいのです。

投資を通じて自然と今まで関わりなかった分野の知識や経済、世界の動きにも興味だ出てくるのです。

節約ができるようになった

投資をすることで節約できるようになるというのは不思議に聞こえるかもしれませんが、投資を始めてから以前より節約志向が高まった人はたくさんいます。

その理由は投資によりお金を増やすことができると実感するとより投資できないか?と考えるようになるからです。たくさん投資するために収入を増やすことは厳しいので、無駄な出費を減らし投資額を増やす努力をするようになります。

更に投資は日々価格が変化するため、今自分の資産がどれだけ増えているのかが一目でわかります。
節約して貯金をしていてもどれだけ成果があったのか細かく把握するのは難しいと思いますが、節約した分投資金額を増やすことでリターン額が増えていくので、節約の努力が目に見える形になるのです。

将来の不安が解消する

将来どうなるのかは誰にもわかりませんが老後の生活にせよ、子供の教育費にせよ将来のお金に対しての不安は誰にでもあると思います。

これからは年金が以前のように貰えるものではなくなるので、特に若い世代には事前の資産づくりは必須です。

やはり、投資を始めるきっかけは何かしらお金の不安があり資産を少しでも作りたいと思っている人はほとんどなのですが、投資を始める前と後では将来の不安に対し変化が起こります。

投資をする前は将来これだけお金が必要なのに全然足りないと焦っていた人が、投資を始めたことでお金は増やすことができると気づきます。
そして、投資による増え方が分かると将来足りない分をどうやって作るのかという考え方に変わり、足りない分を作っていく道筋が見えてくるのです。

将来の不安とはいくら必要かわからない事が最大の原因なので、自分で資産を作れる事が分かればいくらか不安が解消されるのです。

どうしてこのような変化が起こったのか?

投資を始めたことでお金に関連した様々な変化が起こるのですが、なぜこのような変化が起こるのでしょうか。

いくつか要因はありますが、最も大きいのは以前より深くお金にかかわるようになったという事です。
以前まではお金は「貰う」「使う」だけでしたが、「増やす」という選択肢が出たことで意識が全く変わり、お金を増やす本質が分かるようになるのです。

実は仕事をするからお給料が貰えるというのはお金を作る本質とはあまりリンクしていません。仕事をすればお金がもらえると思っている人に話を聞くと高収入な仕事はその分大変だと言います。この説明が間違っているわけではありませんが必ずしも当てはまる事はないのです。

会社から貰えるお給料の正体は会社が作った利益の一部です。つまり、この利益が多ければ分配できる額も多くなり、逆に少なければ分配できないシステムになります。

ですが、残念なことに仕事に対しお給料が出ると考えている人はこのシステム気づいておらず「自分はこんなに働いているのにお給料が少ない。」と嘆いています。
もうお気づきかと思いますが、この場合の問題は仕事量に対し会社がお金を出し渋っているのではなく、そもそも会社の利益的に余裕がないからなのです。

投資を行い自分で資産を増やすようになるとお金はなぜ増えていくのかというシステムを身をもって体験することになります。
これまで頑張った分たくさんもらえると考えていた人も理屈がなければお金は増えないと気が付くようになり、経営者に似た視点を持つようになるのです。

この経営者目線を持つことができると、どうすればもっと資産を増やすことができるのかということが分かってきます。それこそが先ほど挙げた金銭マインドの変化なのです。

投資を始めることによる良い副作用とは

投資は将来の資産形成のために始める事によって資産が増えていくだけでなく自身の成長にもつながります。

自分でお金を動かす経験というの会社勤めではあまり経験できないことですし、経営目線を持てることは本業でも生きてくるはずです。
普段の生活でも投資できる金額が増えるとリターンも大きくなるので無駄な出費を減らすようになるので自然と節約志向も根付いてきます。

なにより投資を行い資産を作ることができれば将来、お金の心配ごとが解消するかもしれません。

投資を行うと人生の見え方が変わってくるので気になる人は是非チャレンジすることをおすすめします。

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